2015年3月19日木曜日

3/21 (土) SOME TRIP - LAST DANCE - 開催直前レビュー



2015 . 3 . 21 . SAT

SOME TRIP

- L A S T  D A N C E -





▶︎イベントの詳細

" SOME TRIP  - LAST DANCE - "

【Guest DJ】
VAN CLIFFE / ELLI-ROSE
DJ KYOKO
JUNN TAKAHASHI

【DJ's】
uj / shin
JAGUAAR(drag it) 
green(ASOV!VA)
keeejeee
SHOGO
PINKY&FUNKY
TomIO
Ut-TiE
【VJ】
Kenta morigami

【Hair Session】
小林 義典 / 齊藤 誠

【Photos】
ソウケイイイチ
オモタニカオリ
MAKE SNAP

【Moving photo】
Ⅱ-Twin Towers-

【Food】
moon cafe

【Staff】
sanae
しばち

↓前回のパーティースナップはコチラ↓




▶︎SOME TRIPとは?

三重県北勢地区を中心に、純粋な音楽ファンも、クラバーも、クラブ初心者も、お酒好きのあなたも、皆が楽しめる、テクノ、ハウスを中心とした上質な四つ打ちが流れるパーティーです。

ありきたりな発想と生半可な覚悟では決して真似出来ない、音響、映像、美容、食事、空間演出、音楽性等、どれをとっても三重県内で最もレベルの高い良質なイベントに違いないでしょう。

今回、会場であるユデリンズが3月いっぱいで閉店となり、SOME TRIPは今回で終了となってしまいました。uj氏をはじめ、クルーの皆さんも今までの集大成を魅せると言わんばかりにもの凄い気合い入っています。


今の流行ではない、時代に逆行しているかもしれない。

そんな中、自らの理想とする「カッコいい」を貫いてきたフロンティアスピリット溢れる音好きに捧げるパーティーSOME TRIP。



個人的なコメントも含め、いつもよりアツさ倍増しでご紹介していきましょう。





↓プロモ映像↓








▶︎ゲスト紹介







①VAN CLIFFE/ELLI-ROSE

<プロフィール>
日本でのレディースファッション誌やファッションショー、そしてテレビなどと様々なメディアを通して活躍し絶大な人気を誇るモデルELLI-ROSE。東京のパーティーシーンでも有名で、2007年から自らクラブイベントをオーガナイズし始めたのをきっかけに VAN CLIFFE (バンクリフ) としてDJ活動を開始。テクノ、ハウス、ディスコ、ディープハウスを自在に操り、国内のみならずアジア各国ロサンゼルスやスペインのイビザでもDJデビューを果たした実力者。そして2009年7月には初のオリジナルミックスアルバム『Van Cliffe.D』をユニバーサルからリリース。今では多方面からのクラブイベント、フェス、パーティーなどからの出演オファーが殺到している、今年大注目の女性DJ。

<個人的なコメント>
「日本を代表するトップモデル」というイメージが先行してしまいがちだが、彼女はDJとしても国内随一の実力者として支持されていることをご存知だろうか。元々音楽が大好きで、国内外の様々なフェス、イベント等に出掛けていたが、趣味が高じて多忙なスケジュールの合間にプレイの練習に明け暮れる中でその才能を開花する。時代の先端を行くダンスミュージックに対する感度、音への探究心は深く、男性気質な硬派でディープ、かつ女性らしいエモーショナルでパワフルなグルーヴを武器に、様々な楽曲も自由自在に繋ぎ合わせるMIX技術の高さから、ファッション系イベントだけでなく音楽志向の強いマニアックなイベントからのオファーが耐えない。その証拠にDJ歴8年、国内だけでなくアジア各国、ロサンゼルス、イビザでのプレイ、SoundCloudにアップされている数々のMIXは2時間を超えるものもあり、どれも圧巻の一言。筆者が覚えている既に削除されているMIX(DISCOライクなMIXシリーズ)も含めるとこれまでに膨大な数のMIXをアップし、コアなリスナーを魅了してきたであろう。さらに2014年より代官山AIRにて自身の主催イベント"DUCE"をスタート。Levon Vincent、DJ Shufflemaster、そしてDasha Rush等をゲストに迎えつつ、DJとしてのみならず、自らパーティーをプロデュースする中でより完成度の高いVan Cliffeとしての世界観を発信している。「モデルDJ=見た目だけ」というイメージをこれほどまでに気持ち良く裏切ってくれる存在は日本にいるのだろうか。彼女は正真正銘、モデルとしてもDJとしても日本を代表する「本物のアーティスト」である。

論より証拠、聞いてみるべし。








②DJ KYOKO

<プロフィール>
東京だけにとどまらず日本全国、アジア各国のダンス・フロアからラブコールが止まぬ存在となった新世代のアイコンDJ。2003年に本格的なDJキャリアをスタートさせて以来、キュートなルックス&キャラクターからは想像できないパワフルさで年間120本に及ぶパーティの DJを務めあげ、国内外の有名DJ、気鋭アーティストとも多数共演を果たす。 07年にトーキョー・ガールズ・エレクトロ・パーティー[XXX]をスタート。08年9月には、YATTと共にコンピレーション・アルバム『ELECTRO ME』の監修を務めた。09年7月〜10年12月にリリースされた OFFICIAL MIX CD『XXX』シリーズ4作は、MIX CDとしては異例の高セールスを記録し続けている。2012年1月18日PONY CANYONより『PAPER TRAIL OF NIGHTS』をリリース。2013年1月30日にはベルリンのレーベルFarbenより新作MIX CD『Time's Fool』のリリースが決定。

<個人的なコメント>
もはやクラブに来ている人にとって知らない人はいないであろうDJ KYOKO。彼女がDJするフロアは何度と見てきたが、どんな系統のイベントでも、彼女のプレイ中にフロアで人が踊っていないときを見た事が無い。エレクロトムーヴメントを牽引してきたエレクトロDJとしてのイメージを未だに抱いている人も多いと思うが、彼女の真骨頂はどんな曲をかけてもフロアを魅了するDJ KYOKOという説得力である。個人的にはテックハウスやディープハウス、インディー、ベースの聞いたテクノというイメージがあるが、一言では説明出来ない。13年にも及ぶ長いキャリアと年間120〜150本にも及ぶ膨大な現場経験が証明する、彼女にしか出来ない男前なグルーヴや展開の妙、揺らがないスキルはもちろんの事、あらゆる新譜をDJ KYOKOというフィルターを通してフロアに落とし込む非常に中毒性の高いプレイが、気がついたら問答無用で踊らせてくれている。一つ一つの音と戯れ踊るかのように、楽しそうでマイペースに、常に最新の、もっとも良いサウンドを提示してくれる。彼女の好む選曲の変化を毎回楽しみつつ、何をやってもDJ KYOKOだと実感させられることへの安心感。そこに時代の変化に飲み込まれる不安は無く、むしろ彼女自身がその変化を楽しんでいるように見える。いろんな議論や価値観、思考が交錯する今のクラブシーンにおいて、好きな曲をかけ、純粋にDJをすることやクラブに行くことの楽しさを気付かせてくれる、そんな彼女に憧れてDJを初めた人や彼女の変化を追い続けるファンは多いのではないか。

最後に上がっているのは2年前のMIXだが、どれもカッコいいので是非。








③JUNN TAKAHASHI


<プロフィール>
2010年、DJとして活動を始め、瞬く間にその認知を上げると、様々なパーティーのレジデントを務め、WOMBageHaSOUND MUSEUM VISONなど大型のクラブから、銀座アルマーニビル最上階のレストラン「アルマーニレストランテ」、東京駅にある「シャングリラホテル」など、ファッション・アート様々な業界のレセプションパーティーやシークレットパーティー、ローンチパーティーなどのオファーも絶えない。
規定概念にとらわれない自由な発想で幅広い選曲をし、『at that time, at that moment』をテーマにその世界観で常にフロアをロックする。現在、拠点を東京と名古屋に置きその活動は全国各所へと広がる。

<個人的なコメント>
個人的にとてもお世話になっている&とても衝撃を受けたDJ JUNNさん。ハウス、テクノ、ミニマル、EDMと現場に応じて幅広くプレイするオールラウンダーだが、彼の真骨頂はCDJ4台を自由に操り、ミニマル、テクノをベースに2曲3曲のマッシュアップ~あらゆるネタものまでを全く違和感無く織り交ぜ、体感した事の無い重厚なグルーヴに仕上げるその実力は圧巻の一言。筆者のパーティーQUERVOの時は、その圧倒的なプレイに度肝を抜かれた方も多いだろう。DJに対し他を圧倒する拘りは並々ならぬもので、過去にClub aboutにてSOME TRIPオーガナイザーのujと行ったB2Bは実に7時間、5時終わりのイベントで昼の11時までプレイしていたほどで、ujと並ぶ筋金入りのDJ好きである。元々は長年バンドマンとして活動しており、音楽的なセンスも計り知れない。現在は週の半分を東京と名古屋を行き来する多忙な日々を送りながら、自信のオフィシャルサイトをオープンし、更なる高見を目指し続けている。

この日プレイするであろうイメージに近いMIXが無かった為掲載を控えるが、当日度肝を抜かれる事を心待ちにしていて欲しい。



▶︎オーガナイザー紹介



uj

<プロフィール>
DJ/オーガナイザー/SOME TRIP主催 
2006年よりDJとして活動を開始。現在はテクノ、エレクトロを主体としたプレイで地元三重県内に留まらず名古屋、大阪など県外でも幅広く活動。2012年からはTechno/House/Erectro''4つ打ち’’Party 『SOME TRIP』をオーガナイズし、これまでにDJ YUMMY、野本かりあ、細美 武士(the HIATUS)等の豪華ゲストを迎え開催した。

<個人的なコメント>
このパーティーのオーガナイザーuj。DJ、イベント、シーンのことについて誰よりも熱く、少年のような漲るバイヴスを秘めた心優しくアツい男。個人的にはそろそろプロフィールを変えて欲しい。何故ならこんな少ない文章程度では到底収まりきらない程のキャリアを築いてきたからだ。DJ歴10年、ベースの効いたアシッドなテクノ・ハウスで独自の世界観を作り上げる、ベースミュージックを通過した現行テクノの最前線をイメージさせる重厚なプレイが印象的である。ハードテクノやエレクトロクラッシュ等、様々なムーブメントを通じ多くの音楽的思考を吸収し、三重県のシーンを常にリードし続けてきた彼は、ほどなくして自信のパーティーSOME TRIPを立ち上げる。当時はELECTROやEDMの要素もあったが、徐々に上質なハウス、テクノを中心としたグルーヴ感溢れるパーティーへシフトして行く。また、音響への拘りや3面透過VJによる空間演出、美容ブースによるインスタレーションをはじめ、撮影した写真をリアルタイムにVJで演出するといった高度な取り組みも行い、奏でる音と相まり、唯一無二の上質な空間を生み出すその様子は、ありきたりなパーティーのイメージを超え、SOME TRIPという独自の世界観を確固たるものにし、毎回150人を超える来場者三重県屈指の良パーティーへと成長を遂げる。EDMブームの真っ直中、時代の流れに沿ってはいないかもしれない。だが時に、1人の熱意に時代が反応し小さな輝かしいムーヴメントが起こる事がある。SOME TRIPはまさにそんなパーティーだと言えるだろう。そんなパーティーが今回で最後になってしまうのは寂しいが、どんなときでも「自らの信じたカッコ良さを絶対に曲げずに勝負する」という信念を貫いてきた彼が作り上げてきたモノが、多くの人の心に残る感動を生んできたことは間違いないし、今回のLAST DANCEは彼の拘りが過去最高に濃く、かつ今までで最も眩しい輝きを放ち、訪れた人全ての心を掴むに違いない。







ライターになったつもりで長々と綴りましたが、どうか時間のある時に読んでもらえれば幸いです。

決して誇張表現ではなく、事実かつ体験談、素直な感想です。


▶︎場所と行き方について


名古屋や岐阜にお住まいの方は、三重県と聞いて「遠い」というイメージをもたれるかもしれませんが、ちょっと待たんかいと言わせて下さい。


実際そう遠くはありませんよ。

僕は栄から八事まで行く程度のモンだと思ってます。

スマホのグーグルマップで目的地と出発地点を調べてみて下さい。

もってなければヤフーで路線情報って検索して調べてみて下さい。

目的地は「近鉄」「新正駅」ですよ。

JRで来られる場合は、JR四日市駅がちょっと近鉄から離れているので「桑名駅」で乗り換えることをオススメします。

車で来られる方高速使って30分下道でも45分ぐらいで行けます。
3、4人で行けば1人あたり400円ぐらいで来れます。

こう考えると何も遠くないように感じませんか?

むしろちょっと友達と遠出するみたいでワクワクしません?

しかも詳細見てください、moon cafeさんのフードまであるから腹の心配も無用。
ここのカレーめちゃうまいんす。僕も三重人ぶって紹介しますよ。

念のために地図を置いておきますね。(スマホで見てる方、地図が動いてスクロール出来なかったらおもいっきりスクロールしたら下も見れます。)





何回も言いますがこんなハイレベルなパーティーが 今回でラスト です。



MAARさんが言ってました。



「いつだって、商業的価値の無いモノが、凄まじいパワーを持って世の中をひっくり返していく」



まさにこの言葉どおり、ひっくり返して行けたら最高じゃないすか?

そんな瞬間をみんなで集まって作りませんか?

興味を持ってくれた人は是非遊びに来て下さい。

分からない所があれば何でも気軽に聞いて下さい。


当日は必ず満足して帰って頂ける事をご期待下さい。



Good bye and see you next TRIP


お楽しみに。




Ut-TiE



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